昨今、急成長しているというユーカーパック。
良い口コミばかりが目立ち、一括査定と比べられたりすることの大変多い新しい車の買取サービスです。
今回、そんなユーカーパックのデメリットで調べてみても、あまりに綺麗な評判が多いので編集部サイドでデメリットを自分たちで調べてみることにしました。
サービスの善し悪しはデメリットを理解する事で理解度が深まると思います。
この記事では、ユーカーパックのデメリットを解説付きで詳しく説明していきます。
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ユーカーパックのデメリットは本当に少ないの?

初めに、本当にユーカーパックのデメリットは本当に少ないの?という疑問が出て来ると思いますが、これは圧倒的に少ないと言って問題ないようです。
ユーカーパックはよくある買取会社や一括査定とはそもそも仕組みが違い、新しい仕組みの買取手法になっています。
これには理由があり、今まで車の高価買取の支流とされてきた車の一括査定などにクレームが異常に多いことにも原因がありました。
それらを簡単にまとめると、
- 入金が遅れていて払ってくれるのか非常に心配になる業者にあたった
- 買取が終了していても他の買取業者からの営業電話が本当に多い
- 最大10社まだ査定に呼べると言われても、10社も査定に依頼したら時間的に1週間は潰れてしまう
など、様々です。
これらすべての原因は、
- 一括査定や一般の買取業者では素人VSプロになって不利になる
- 一括査定に限っては、申し込んだあとは誰も個人情報を管理せず、紹介元の一括査定業者は一切責任を追わない
ために、その後のトラブルや買取金額の入金が遅れていたとしても、利用者が自ら動いて解決しないといけなかったためです。
これにより、一括査定ではたくさんの買取業者にみてもらえるから高く売れる!という情報よりもクレームが大きく目立っていました。
これら買取業界の仕組みを知った上で、ユーカーパックは改善を加えた新しいサービスを作ったため、既存の買取サービスに比べてデメリットは非常に少ない傾向になったというわけです。
上記であげた全てのデメリットとされていた従来の買取業者のあり方を、ユーカーパックでは180°変えて全く新しいサービスを提供し始めているということですね。
ただ、それだけでは納得いかない方のためにも、可能な限りデメリットの把握も重要です。
事項からは他社と比較した場合のデメリットを解説していきます。
デメリット1.車売却完了までの所用時間が長い!?

ユーカーパックのデメリットとしてあげられるのは、通常の買取業者に依頼する場合より、現金を受け取るまでの時間が長くなりやすい事があげられます。
通常、車の買取業者に車を売却する場合は、
- 査定→契約→引き渡し→入金
となりますが、ユーカーパックの場合は、
- 査定→出品→オークション→売却手続き→引き渡し→入金
と、各セクションごとにユーカーパックを挟むのでどうしても時間を要する場合があります。
これは、どのようなトラブルが起きても全てユーカーパックが責任を持って担当してくれる事と関係しますが、その為に、即日現金がほしいというような利用者からは、完了までの時間が長いのでは?と気にする方にはデメリットになり得る可能性があります。
旗艦にして、申し込みから完了(着金)までの所要時間は6日〜15日程度で全て完了と公式では発表しています。
しかし「高価格で車を売りたい!」という利用者に反対しては、逆に時間は減る傾向にあります。
実際に高価格で車を売るためには、色々な買取業者の査定を比較して一番いい価格をピックアップする必要があります。
そのため、複数の買取業者に依頼しようと一括査定などを利用したとしても、一度に査定を受ける回数には必ず限度があり、思いの外時間を多く使ってしまうのです。
ユーカーパックの場合は一度の査定で2000社以上もの企業が同時に入札を行い、欲しいと思ってくれた業者らは自動的に競う仕組みになっているので、1度の手間で最高額で売却する事ができ、手間や時間を短縮できるようにもなっています。
即日即金で車を売りたい場合は向いていないですが、そうではない場合はユーカーパックを利用するといった具合に使い分けると良いでしょう。
デメリット2.キャンセル方法が少し特殊

通常の買取業者では、成約前であればキャンセルは口頭で気軽にできますし成約後だとしても、場合によっては対応してもらえたり手数料を支払う事で可能な場合がほとんどでしょう。
ユーカーパックの場合は、出品後の取り消しは原則できません。また、売却手続き後のキャンセルもできなくなっています。(利用者の希望買取価格を下回った入札であればキャンセル可能)
どうしてもキャンセルしたい場合はユーカーパックへ確認する事になり、自己都合によるキャンセルの場合は違約金が発生します。
仲介する立場であるため、売り手側の急なキャンセルは仲介側と買取側の2社間に手間が生じるので直接買取業者とやり取りする場合と比べ手間が掛かってしまうという事ですね。
その逆に、入札する買取業者側がキャンセルした場合にも、利用者側が買取業者から迷惑料1万円を支払われる仕組みになっているので、お互い同じ仕様になっています。
キャンセル前提で車を売却するユーザーはあまりいないかと思いますが、それだけ売り手と買い手の両者が損をしないようしっかり仕組み作りをしているのがユーカーパックです。
ユーカーパックでは、車の売却前提でオークション方式を採用しているため、売らない可能性があるユーザーにはデメリットと言え、利用を控えた方がいいでしょう。
そうではない場合は、高価格で車を売れる可能性が高いのがユーカーパックですので、売ろうと判断した方にはお勧めで問題ないサービスと言えるでしょう。
デメリット3.車の買取業者と直接交渉ができない

ユーカーパックでは、直接利用者が買取業者に交渉すること仕組み上できません。
これは、メリットでもありますが場合によってはデメリットにもなります。
ユーカーパックの特徴であるオークション方式の売却方法は、同時に多数の買取会社がシステムを通じて競り合うため高価格を期待できる画期的な方式ですが、直接交渉する事ができないためシステム内の情報以上の査定額にはならないという事です。
利用者の車の良い部分の情報が欠けていたりする場合は、金額に反映されにくいといった現象が考えられます。
その事態を避けるためにも、ユーカーパックはオークションに載せる車の写真データは30枚以上にしたり、情報で載せるべき箇所をかなり多く設けたりと工夫はしていますし、時間をかけてオークションに出品するデータを整えてくれます。
しかし「実際に車を見ずに業者が最高額の入札をしてこない」と思う方には、この直接交渉や直接さてしてもらわない手法のオークションはデメリットと感じるでしょう。
デメリット4.アドリブがきかない

通常の車の買取会社と交渉した場合は、今日中に引き渡すからなにかサービスしてほしいなど交渉する事で、プラスの付加価値を生み出す事が可能な場合もあります。
そういったアドリブや融通を期待する事ができないのがユーカーパックです。
これがデメリットになる可能性は少なからずあるでしょう。
しかし実際にはこれらの言葉は「車を早く売らせるための決まり文句」としても使われているため、実際に当日売るから10万円多く買い取ってもらった、などのことはほとんどありえません。
ユーカーパックの入札は実に2000社を超える買取業者からの入札なので、このアドリブで付加価値がつかないというデメリットは簡単に凌駕してくれると言えます。
まとめ
この記事のまとめとしては、綺麗な口コミばかりのユーカーパックのデメリットはメリットでもあった!というのが結論になります。
今回、編集部サイドでご紹介したユーカーパックのデメリットは、どれもが利用者それぞれによってメリットとして受け取る事も出来るもので、一概に「お金の入金が遅い!」や「営業がしつこすぎる!」などの従来の買取業界であったものは一切ありませんでした。
様々なユーザー目線で考えた場合には、少なからずデメリットとして受け取る場合もあると言う事を覚えておけばいいでしょう。
ユーカーパック利用時の手順や手数料、キャンセルや評判、特徴を全て一挙に総まとめした、
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