高価買取の手順集

車を海外へ売る!?輸出する?高価買取を目指すための考え方と手順について知っておこう!

日本車は、中古車であっても今や世界で大人気となっていて、車種によっては海外に向けて売った方が高く売れるケースが多くなってきています。

日本で売る場合、海外で売る場合、どこに売るかによっても買値は変わりますが、数十万円以上もの差額になることも珍しくありません。

そんな中、そのような噂を聞き付け、海外に向けて車を売ろうとするユーザーが増えたり、海外で売った場合の相場を調べようとするユーザーはあとを絶ちません。

ここではそんなユーザーのために、一個人レベルで一体どうやって海外相場を視野にいれ、海外を利用して車をより高価格に売ることが出来るのか解説していきます。

車を海外へ売るには、まずは売り先の国から選択

車を海外へ売るにはまず、売り先になる国を決めていかなければなりません。

国の選択方法の第一歩として、車を高価格に売りたいのであれば、まず売りたい車がどこの国で人気が高いか調べる必要があります。

明確に国別の人気が理解できた後に、輸出国を確定する必要があり、一番人気の高い国に輸出することができれば、それだけ大きな見返りを生む仕組みですね。

輸出先で代表的な一例をあげると、例えば、

スリランカ、バングラディシュ、マレーシア、シンガポール、ケニヤ、ウガンダ、ジャマイカ、トリニダード、ペルー、チリ。

などなど、あげればキリがないですが沢山ありますね。

結論として、無数にある輸出国先から一番高く買い取ってくれる国を探すのは、個人レベルでは非常にむつかしくなってきます。

専門の輸出業社であっても、各業者それぞれ輸出国先には限りがあり、知識はあっても手段がない場合もあるくらいです。

その他にも個人で行う場合には、

  • 輸出の場合、各部品や素材、車単体の場合、他社よりも圧倒的に物量が少なくなるため、少量の輸出は運送・輸出料金が高くなる
  • 輸出国先のデータが個人レベルでは少ないので、明確に高値で買い取る輸出国先イメージがつきにくい

など、難しい事が多くあり、金額的にもデメリットが多いです。

趣味で行うにしても国によっては、売買目的での車の輸入は規制がある国もあり、知らないうちに密輸をしてしまっているケースもあります。注意が必要です。

それでは、個人レベルで一体どう輸出を行えばいいのでしょうか。

事項に続きます。

輸出業者の集まる場所を利用し、輸出業務を簡易化する

上記でご説明したように、海外に車を売り、高価格に売りたいのであれば、まずどこの国で人気が高いか、どこの国に売るのかを明確にしなければならないとお伝えしています。

しかし一方で、その判断は個人レベルでは難しく、専門の輸出業社を持ってしても輸出国の開拓先はそれぞれ違い、場合によってはユーザー指定の輸出国先を開拓していない場合も多くあります。

そんな時に便利な方法は「輸出業社が多く集まる場所に愛車情報を公開し、入札自体を集める」事です。

車を輸出するにしても、

  • 部品として売る(輸出する)
  • 車として売る(輸出する)
  • 鉄として売る(輸出する)

など様々な輸出方法があり、このうちのどの手法で売った方がより高くなるのかは車によって様々です。

輸出業社が集まる場所には、それぞれ別の輸出国先を既に持ち、輸出方法も様々持っている業社たちが集っています。

この場所にユーザーの車情報を開示できれば「海外市場を視野に入れた価値」としてお金として反映されます。

このような「専門の輸出業社の集まる場所を使う」ことで、

  • 商工会議所でバイヤー紹介してもらう
  • 海外から個人あて送金の心配
  • 輸出手数料の不安
  • 輸出国先の選択

などの不安要素を解決できます。

個人レベルでの輸出を視野に入れた場合のあらゆる作業が簡易化され、なおかつ海外需要を取り込んだ買取価格を反映させることが可能と言えますね。

車を海外へ売るために使うべき輸出業者・集い場所とは

輸出業社が集まる場所に愛車の車情報を開示すべきだと上記でご紹介しましたが、その開示場所は一体どこにあるのか。

それは、2017年末に三井物産のグループ会社となったカープライスの作ったライブオークションの形を海外を通して行なっている企業が持つ仕組みです。

カープライスの場合は、三井物産のグループ会社となることで、巨大な海外需要(輸出国先・海外業社からの入札)を取り入れることを可能とした新しい場所を持っています。

このような仕組みを持った企業は近年でもまだまだ珍しいのが現状ですが、このサイトでは、このような内容の仕組みを持つ企業をまとめた、

「車の高価買取!海外輸出業者を掘り出せランキング!」

を作っています。中間企業が一切入らずに高価買取を目指せる専門業者たちばかりなので、参考になるかと思います。 

このライブオークションには、輸出業社と買取業社1000社以上がオークションに参加しおり、その業社内訳は輸出業社や海外の買取業者の数が圧倒的に多いという内容です。

その新しい仕組みは「海外需要に強い専門のオークション場所」としてニュースなどにも取り上げられ、業界では異端な仕組みとして人気を集めています。※車業界でよく聞く「一括査定」とは全くの別物です

流れはいたって簡単で、

  1. カープライスの公式ページから参加申請
  2. 申請後、カープライスが車情報や写真を指定場所に来てくれます(店舗でも可能)
  3. 輸出業社や海外含めた企業から入札開始(ライブのオークションは動画でリアルタイムで見ることができます)
  4. オークション結果を元に、その価格に合意するか決める※キャンセル等全て無料

この4つの流れでを踏むことで、輸出の手続きから輸出国先の選定も全て無料で、入札先の輸出業社が代行してくれます。

万が一にでも日本国内の方が高く売れる場合は、日本の企業からの入札額の方が高くなるので、そこでの取り残しはあり得ないでしょう。

車を海外へ売るための手順と考え方・まとめ

日本車の中古車両を海外に売るという考え方は、今の日本車ブランドの強さや人気を考えれば当たり前のように思い浮かぶ時代になってきました。

そんな中、輸出業社以外の車の買取業社は、グローバル変化の速度に追いついていないため、カープライスのような「輸出業社の集まる場所」を先見して作っていた企業はほぼいません。

今や海外に売ることで、日本で売るよりも数十万円以上高く売れるケースもあります。

ユーザーとしては、海外に輸出する手段の一つとしてこのような仕組みを知っておくと非常に便利で、その目的が「高価買取」であるならば、一度試して見ることをオススメします。

2018年現在は、キャンセルも全て無料なので、試せるうちに試してみてはいかがでしょうか。

神奈川県・輸出業社40歳
神奈川県・輸出業社40歳
カープライスのように海外に目を向け、三井物産のグループ会社傘下に入ってまで作った「ライブオークションマーケット」。

グローバルの対応が非常に遅いこの中古車業界では、もっと大々的にアピールして良いと思われるサービスだと思います。

しかし、一方でアピールすれば「中古車買取店」としての個人店などへの影響は大きいと思いますが、それはどの業界でも同じでしょう。

進化やグローバル化に追いつけない場所は、時代とともにメリットが薄くなりがちです。

今後、車を海外へ輸出して売りたい方などは、このようなグローバル化情報は最新情報であることが多いため、より目を光らせることで、ユーザーの大きなメリットに繋がることでしょう。

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