所有している車が不要になり、売却したいが買い取り価格はゼロ。
廃車をするにも費用がかかるため、自宅などに放置されている車両も多いことでしょう。
今回は、廃車車両を専門的に扱っている業者について詳しく解説していき、どうにか廃車をお金にするか、リサイクルしてくれる業者はないのか調べてみました。
結論として、リサイクルしてくれる業者はありました!!
そして、そういった業者は0円以上でどんな車も請け負ってくれる業者でした。
今までの廃車料金とはなんだったのか・・・。
色々な廃車手続きを行う業者を早速解説していきます。
車の廃車をリサイクルできるところはどこだ!?自動車解体業者編

この業者を聞いたことがある方も多いでしょう。
主な業務内容は、廃車などで動かないような車を部品、材質ごとに選別し、各業者へ販売しリサイクルしてもらうことを主としています。
外装関係のバンパー、ボンネット、フェンダー、ドア、トランク、このような外装部品は中古部品として販売し、鈑金塗装業者が中古部品を使用して修理を行っていきます。
エンジルーム内の部品についても、使用可能な部品は中古部品として販売し、整備業務で使用します。
タイヤや内装などの樹脂類については廃棄してしまう場合が多く、市場に流通することは少ないんです。
全てを解体し、いわゆるドンガラ状態になったものは鉄として買い取る業者が存在する仕組みになっています。
このように、自動車解体業者は中古部品販売を主な利益としているため、中古車などで市場価値の無い車でも、リサイクル可能なことから買い取ってもらえることが多いです。
ただ、一方でこういった業者に依頼する場合でもたまに「廃車料金を請求される」ことがあります。
それは、部品や鉄を他社に買い取ってもらう手順んでも、あまり利益が生み出せない個人単位でのやりとりをしているケースがあるからです。
先方の取引先に海外や大きな販路を構え、価値を最大限に引き出してくれる業者いない場合には、数万円を廃車料金で請求されることがあります。
車の廃車をリサイクルできるところはどこだ!?起こし屋編

自動車販売業者のみが利用可能なカーオークションなどで、廃車済みの大破した車を仕入れ、形だけを現状復帰し、再度カーオークションへ出品を行い、利益を上げる業者を起こし屋と言います。
一般的な自動車鈑金塗装業者との違いは、ユーザー相手の商売は一切行わないのが特徴です。
乗り手のいない車のみを修理しているため、各業者との繋がりも薄く、完全に孤立した状態で仕事を行っています。
例えば、無事故であり150万円で販売されている車が大破した場合であれば50万円程度でやりとりされています。
格安で仕入れ、外側だけを綺麗に直すことで無駄な出費を抑えています。
しかしこういった起こし屋の行為があだとなり、見える部分だけを修理していることから「事故車は買うな」という認識が世に広まってしまいました。
本来、修理工場のような業者は、ユーザーの車を修理する場合にはキチンと修理を行います。
クレームになってしまっては信用問題に発展しかねませんので、しっかりと仕事を行うように心がけています。
しかし、起こし屋にはユーザーはおらず、クレームが発生することも一切ありません。
リサイクルというより「見栄えだけ」を整えるといった方がわかりやすいでしょうか。
修理後に出品し、高値で売ることだけを考えて出品していますので「バレなければどうでもいい」ということになります。
これを中古車販売店が購入してしまい、仕方無しに売ることで、ユーザー間での評判へと繋がっていきます。
水没車や半壊車、全壊車をなんでも買っている業者

最近、ニュースや新聞でも取り上げられた廃車専門の買取業者がいます。
「タウ」という廃車専門の業者なのですが、水没車から全壊車まで、なんでも0円以上で買取っている。
どういったことか解析すると、基本的に車の廃車やリサイクルを取り入れている業者は各業者ごとに鉄として、部品として、素材として、それぞれの売る場所を明確に持っています。
その売る場所の大小によって、ユーザーの廃車料金や、買取価格が左右されるわけです。
しかしこの「タウ」という業者の販売手法は、世界100ヶ国以上の国々に、それぞれに合った日本の車の部品や素材を流しているということです。
これは、廃車業界でもありえなかった話ですが、日本の車の部品は海外では高値で売れることが多いです。
ただ、各国への販路開拓は簡単ではなく、確立はしていませんでした。
それでもこれだけの世界規模の販路を設け、実行したのがこの「タウ」という廃車買取専門業の企業で、ことごとく0円以上どころか数十万円で買取っているようです。
やはり世界では日本の車の部品は最高級の扱いということが理解できます。
参考までに、買取実績や参考輸出国先、また愛車の買取概算額も全て無料で見れるので気になる方は「株式会社タウの詳細記事」を作っていますので、参考にしてみてください。
まとめ
ご紹介したどの業者も廃車になった車をリサイクル目的で仕入れていますので、基本的にはどのような車でも買い取るでしょう。
しかし、自らの足で探すには莫大な時間と労力が必要になってきます。
なぜなら看板を大々的にあげるよりも、ネット上で販促をしてる特徴が強いからです。
なので、こういった業者と取り引きを希望する場合は、ネット上から見つけ、問い合わせてみるのが一番早いです。
この行動を一つ取り入れることにより、廃車料金数万円を請求されているはずが、逆に数十万円もらえることが起きることも本当に多いです。
簡単に廃車になって価格がゼロだと諦めず、リサイクル可能な業者とコンタクトを取ってみましょう。
しかし最近では「廃車買取専門業者」なるものが現れ、独自の廃車の処理手法により大きな利益をあげています。
こういった業者が現れ、存在できること自体でお分かりかと思いますが、日本車の部品や素材は大きな価値としてやりとりされているのです。
また「事故車はだめ!」という風潮も日本にとどまり、海外では逆に、事故車は安いから大歓迎!という風向きにあります。
こういった「世界の視野」を取り入れた業者に依頼すれば、0円どころか、高額買取で廃車を完了できることももは夢物語ではなくなってきています。
廃車だからだめだ、動かないからだめだといった昔の固定観念は早急に捨てた方が、大きな得をすることでしょう