廃車車両

車の廃車や愛車を手放す悲しい時は、動かない車でも誰かに使ってもらう成功手段とは

長年連れ添ってきた愛車を手放すのは誰でも悲しいものです。

理由は様々ありますが、故障や車検切れなどで動かなくなってしまったその車を廃棄してしまっては、車がかわいそうと考える人もいるでしょう。

廃車やスクラップになるくらいなら誰かに使って欲しいと考える人もいますね。

今回はスクラップにすることなく、どんな形であれ新たなオーナーに乗り続けてもらい、お互いにメリットのある方法について解説していきます。

車の廃車・悲しいときは車の整備工場などに代車として提供する!?

 

町の整備工場などは、廃車にしたいというお客さんなどの車を新たに代車として再登録し、使用することが非常に多いです。

買い取った車を販売しようにも、走行距離やボディのキズ・ヘコミなど、修理をしていては赤字になってしまう。

そういった車でまだ乗れるような状態である車を代車として使用します。

動かない車であっても整備士が検査をすれば、比較的簡単に修理可能ということですね。

こうなればもちろん代車として使用し、古い車から順に入れ替え、新たに調子の良い車を代車としてお客様に提供できる。

その結果、整備工場などに提供する事で無料で引き取ってくれる可能性が高くなっているというわけです。

例外として、カーディーラーの代車は比較的新しい車を使用していることが多く、新車を代車に使用することもしばしばあります。

イメージ戦略であり、綺麗な代車を用意することでお客様に喜ばれるといった方法を重要視しているからですね。

カーディーラー関係で代車として使用してもらうことは不可能です。

愛車を手放す時に悲しければネットオークションを利用して買い手を探す!?

 

最も一般的な方法で、簡単に次の使用者に渡す事ができる方法がネットオークションを利用することです。

エンジンがかからない、自走不可能などといった条件でも必ず譲ったり売却することが出来きます。

陸送業者を利用することで取引先が遠方でも可能なうえ、指定地域の近隣まで車を運ぶサービスもあります。

運送業者によって陸送料金の増減はありますが、おおむね200kmで25,000円程度です。

400kmで50,000円と単純に倍々で増加していくのではなく、若干の割引がある場合が大半。

ネットオークション出品の際には、他者の情報を参考にし、動かない車であることや「捨ててしまうのは悲しいので乗ってもらいたい」などといった文言を加えるとより引き取り手が現れやすくもなります。

また、こういったネットオークションの一連の流れを全て無料で代行を行なってくれる業者も存在します。

専門の代行業者に任せて、次の乗り手や部品として必要な引き取り手を探すことが一番簡単でしょう。

このような業者に任せることで、全国から数千の業者に情報を流してくれ、部品として使用されたり、素材として使用されたり、様々な手法を元に、無料で引き取ってくれたり、現金でも買い取ってもらえます。

知り合いを通じて乗ってもらう

 こちらは参考程度にお話します。

「いまうちにいらない車があるんだけど欲しい?」というような会話をなるべく多くの人に話しましょう。

いらない人、アドバイスを貰える人、興味がある人、誰かを紹介してくれる人など様々な人が現れるかもしれません。

前述した代車として使いたいといった工場を紹介してくれるかもしれません。

誰にも話さずに自宅に置いておいては物事は進みませんので、まずは乗ってもらうために少しでも行動をしてみましょう。

まとめ

「動かないから捨てる」などとむやみに決め付けることは絶対にやめるべきです。

車はどんな車であれ「代車として、部品として、素材として」など、様々な売り方や提供のしかたを取り入れれば、必ず乗り手が見つかり、お金にも変わります。

「スクラップなどにして完全にゴミになってしまう車は無い」といってもいいくらいです。

捨ててから後悔してしまっては遅いので、早い段階で行動に起こすことをお勧めします。

愛知県・ディーラー41歳
愛知県・ディーラー41歳
動かない車や廃車のような車は再利用のような形で、素材や部品を目的とした買取がメインといってもいいでしょう。

車として売るには修理などにかかる費用がかさみ、高額で店売することになるので業者としては非常に難しい。

そんな車に対して一部の業者は「廃車料金を請求」して、利益をあげる業者もあります。

万が一にも廃車料金を請求された時には、その業者には絶対に任せることは避けたほうがいいでしょう。

利益をより多く取ろうとしている業者であり、売る側はネットオークションに出せばそんなお金は一切支払う必要はないからです。

手法や仕組みを知っていれば選ぶべき手段は明確に見えます。

愛車を手放し、悲しくなる前に、乗り手を見つける、部品としてでも使ってくれる、損ををしない手段を知っておくべきですね。

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