廃車車両

もう廃車車両は無料ではなく、お金で買い取ってもらって処理する時代!?損をしない豆知識

車の廃車処理の業界では、その昔「廃車手数料」なるものを請求していたがために、今での宣伝文句は「完全無料で回収いたします!」に変わってきています。

ここでは、そんな変わりゆく車の廃車業界を見ていき、ユーザーの知るべき廃車方法と、その仕組みについて説明していきます。

企業が廃車車両を完全無料で回収!!と宣伝する理由について

車の廃車処理を専門とする専門の企業がこぞって「完全無料で回収する!」と宣伝し始めている事は知っている人が多いかと思います。

しかし、何故、昔は数万円で廃車処理を請け負っていたのに今は無料で回収し始めたのでしょうか。

まず、その理由についていくつか説明していきます。

世界に輸出する企業が増え、利益を増やせる仕組みを作った

今やグローバル化が急激に進む車業界ですが、廃車車両の回収であっても一番進化しているのがこの輸出国先の開拓量といっていいでしょう。

単純にこの輸出国先を多く構える事で、回収した車の部品、素材、その全てのパーツを世界各国の国々と照らし合わせ、高値で人気の高い国に振り分ける事で、大きな利益に繋げています。

この仕組みを作り上げる事で利益が出るため「廃車料金を請求して顧客を呼ぶ」よりも「無料で回収」した方がはるかに効率が上がっている仕組みです。

中には、未だに廃車料金を請求する企業もありますが、そういった企業は企業の仕組み自体が弱かったり、輸出できる仕組を持っていない場合です。

周りの変化に出遅れている企業は、未だに廃車料金から利益を得ていることが今でも稀にあるので注意が必要です。

中古部品が品薄なため、無料で廃車を回収

車の廃車車両は、別の車の修理などに使われる「部品単位」として使われるケースが非常に多くあります。

これは、ユーザーが修理を依頼した際に「新品で見積もり」を作ってもらうより「中古部品で見積もり」を作ってもらうことで安く修理してもらえますが、その中古部品の品が現代では劇薄になっています。

それにより、車の回収業社も無料で廃車を回収し、部品をそこから抜き取るという流れです。

解体作業や人件費を含んで考えると、廃車といってもこの場合、部品単体で使える状態の車を回収する必要がありますが、宣伝文句として「無料で回収!」といった方が顧客獲得に繋がりやすく、多くの企業が行なっています。

完全無料で廃車処理ではもうダメ!既にお金で買い取ってもらう時代

上記の内容以外にも、様々な理由で廃車処理料金を請求しなくなってきている車の廃車業界。

しかし、一方で、無料どころか廃車車両の回収なのに「高価廃車買取」を行なっている企業もあります。

その理由は「廃車であっても輸出した方が大きなお金に変わる」からです。

必然的にこのように「廃車を高価買取!」と宣伝している企業というのは、圧倒的な輸出国先の量を開拓し、車の各部品、パーツの隅々まで各国々に輸出できる仕組みを作っています。

何故輸出すると大きなお金になるのか。

これもいくつか理由はありますが、代表的な理由としては、

・日本で事故車両は敬遠されがちな反面、海外で事故車は「安い!」という感覚が先行しているため、日本よりはるかに売れる

・日本製の車は「ジャパニーズブランド」として非常に高いです。これは「車単体」のみならずその部品からパーツの隅々までです。この人気は価格に影響しており、高値で売れるケースが多くあります。

分かりやすいもので上記がよく言われています。

昔はここまで輸出は盛んでなく、日本国内のみでやりとりしていました。

これが近年では急激にグローバル化が進む時代になり、変化し続けています。

廃車をお金で買い取ってもらうために選ぶべき企業

ここまで見ていても、具体的にはどのような企業を選べばいいのかということになってきます。

その答えはいたって簡単で、絶対的に輸出国先をより多く構えている企業を選ぶということです。

「輸出国先の多さ」は、そのまま「廃車車両の各部品やパーツとを照らし合わせられる量」になってきます。

照らし合わせられる国の数が多ければ多いほど、たとえ廃車であっても高価買取回収の可能性が何倍にも膨れ上がるからです。

その観点から、今現在輸出国先を圧倒的な速度で開拓し続ける専門業社が「株式会社タウ」という専門回収業者です。

他社が10カ国程度の輸出国を開拓している中、タウは100カ国以上の輸出国先を作り、今現在も開拓し続けている結果、50万円〜80万円などで廃車車両を回収するケースも出てきている結果です。

買取価格も必然的に廃車車両なのに、圧倒的な価格で買い取っていますね。

中でもニュースや新聞でも「水没車両も買い取る企業」として注目を浴びています。

水没車両というのは、修理代などを考えると100万円を超える修理費用がかかるとされるため、他社はではほぼ買い取ってくれません。

そんな車でも買い取る選択ができるタウの「輸出国先」は、その量も、質も異なるので、ユーザーとしては安心して頼れる企業であると言えますね。

輸出国先や自分の車の廃車買取の概算額は申し込まなくても見れるので、気になる方は「株式会社タウ・徹底分析記事」から実際に見て調べるのも有りかと思います。

まとめ

昔からの廃車買取業界の流れを分かりやすくまとめてみると、

・廃車料金数万円請求→完全無料で廃車回収→高価買取で廃車を回収

と、ここまで流れがガラッと変わってきています。

にもかかわらず「廃車料金請求を支払う」事を通常と思っているユーザーは未だに数多く「完全無料なんだ!」と得をしたと思うユーザーもいます。

車の廃車処理は既に「お金で買い取ってもらえる分野に進化した」という事実をしっかりと把握して、廃車料金を払う事なく、無料で回収してもらう事なく、しっかりと買い取ってもらい、現金に変えれる事を知っておきましょう。

輸出業社47歳
輸出業社47歳
車の廃車や処理の業界は本当に急速という言葉が合うような変化を続けています。

上記で説明されている通り、廃車をお金で買い取ってもらった上で処理をする方法は、未だにそこまで浸透していません。

業社側からすれば、浸透しない方がより多くの売り上げが立つかもしれませんが、全国を飛び回り廃車をお金で買い取る企業が出てきた以上、そのような有益な情報は多くのユーザーに知ってもらうべきだと私は思います。

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