車の調子がだんだんと悪くなってきて、走行距離が30万キロを超えてしまったなど、廃車寸前の車を売りたい、引き取ってもらいたいというケースはいくつもありますよね。
そんなでも「廃車寸前の車だから」と言ってその車の売り方を間違えてしまうと大きな損をしてしまうことが結構あります。
そこで今回の記事では廃車寸前の車の価値をテーマに、その様々な価値について紹介していきます。
一見価値がなさそうな廃車寸前の車であっても「そのような車=無価値」という式は成り立ちません。
自分の所有車にどのような隠れた価値があるのかこの記事を読んでみて確認してみてください。
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廃車寸前の車にある価値について

車というのはどのような状態に陥っても価値が0になることはありません。
どこまで買取先の店舗や企業が対応できる会社としての仕組みを持っているかによって変わって来ます。
このような点も含め、廃車寸前の車にある価値についてそれぞれ紹介していきます。
廃車寸前の車の価値①中古部品としての需要

まず、廃車寸前の車の価値の1つ目には「中古部品としての価値」があります。
車として上手く動かないような車であっても、使用されている部品一つ一つには中古部品として再利用できる所がいくつもあります。
再利用できるということは価値があるということになり、ましてや車は3万点にもなる部品の数で作られていると言います。
また、この中古部品は設備工場などで近年不足がちで、どこも欲しがっている傾向があります。
中古部品があれば、修理費用も安く済ますことができ、製品としても全く問題なく頑丈だからです。
近年では車の輸出業も盛んになり、日本で生産された車が日本以外の国でも活躍している、というのはニュースを含めたテレビ番組で放送されているため見たこと、聞いたことがあるかと思います。
これは「日本の車」のみならず「日本製の中古部品」に関しても同様で、日本だけの需要にとどまらず世界規模に需要は広がっています。
車の修理に必要な部品がすでに生産中止している場合や、オーダーして作るとなると予想外のお金がかかるということも背景にありますし、海外ならなおさら価格は上がります。
このような理由からも、廃車寸前の車にも十分に中古部品としての価値や需要が眠っているのです。
中古部品として価値を見いだせる企業とは
車の中古部品に対して価値を最大限引き出してくれる業者とは、自社で廃車等の車を完全に解体できる仕組みを持っているかによって変わって来ます。
「解体業者」が存在するように、大体の業者は外部の企業に解体や処分を依頼するため、外注費や余計な人件費等が膨らみ、中古部品目的のみだと利益が薄くなってしまいます。
その点、解体などの行える仕組みや土地を自社で構えて全て一貫できる企業は、ユーザーに対しても還元率が圧倒的に変わります。
この差は、0円or数十万円くらいの差額も場合によっては出てくるので知っておいてください。
廃車寸前の車の価値②素材や鉄としての需要

廃車寸前の車の価値の2つ目は「素材や鉄としての価値」です。
上記では廃車寸前の車には中古部品としての価値が眠っているとお伝えしましたが、その車の状態にもよるため、すべての車の中古部品が再利用可能であるというわけではもちろんありません。
しかし、中古部品として再利用することができない部分でも、素材や鉄として再利用できます。
中古部品としての利用価値が無いと判断された廃車寸前の車に価値をつける最終手段とも言えますね。
ちなみに、鉄はキロ単価20円程で買い取る業者が多いです。
そして車の重量は約1000㎏~なので1000×20で2万円前後は最低でももらうことができます。
それに加えて、使える中古部品の価格や税金などの還付金を合わせることで、10万円を超える可能性は大いにあります。
素材や鉄としての需要に答えられる業者
車の部品として使えなくなった箇所は、鉄などの素材になるため、どこまでいっても結局車は素材として活かすことができます。
しかし、この鉄などの素材は「大量にないと価値を発揮できない」のです。
数tクラスまで集めてようやく売買が可能になるような具合です。
となると、これらも鉄としての量を貯めることのできる「土地」などが必要になり、近所の一般的な車買取業者では手に負えません。
こちらも同様に、廃車寸前の車や水没車両を専門に扱っているような企業に任せる必要があります。
廃車寸前の車の価値③海外需要について

廃車寸前の車の価値の3つ目は「海外での価値」になります。
日本製の車は他国で生産されている車よりも故障しずらい、丈夫でよく走る、ということで海外での人気度は依然として高いままです。
特にオフロードのような悪路が目立つ国や地域で人気のある印象ですが、これは日本製の車だけではなく、日本製の部品も同じことです。
海外では、エンジンはマツダ、外装はヒュンダイ、ボンネットはトヨタ、などの、車自体を合体させて走っているのもよく見かけますよね。
このようなことからも、廃車寸前の車であってもまだ動く車だったり、少し修理すればまた走ることのできる車、車としては使用不可でも中古部品として使用可能であれば、買取してくれる業者はあります。
近隣店舗に持っていき見てもらった結果無価値と判断されたとしても、このような海外での需要の高さもあり、まだまだ価値はあるのです。
海外需要に答えられる業者とは
上記のように「海外での需要」に答えるには単純に輸出販路を多く持っていなければなりません。
その上、どの国でどの車種のどの部品が高く売れて、別の部品は別の国、という流れで、輸出国先の量の多さも影響して来ます。
この輸出国先が多ければ多いほど、該当する輸出国先に各部品をそれぞれ流すことができるというわけです。
この輸出国先の多さこそが、一番多くの利益をうむ可能性が高く、ユーザーに大きな利益をもたらしてくれる可能性が一番高いと言えるでしょう。
廃車寸前の車を売る!価値を見いだせる業者は結局どこ?

上記までに、廃車寸前の車を売るのに価値を見いだせるポイントをご紹介して来ました。
その中でも、それに対応できる業者の仕組みをまとめてみると、
- 自社で解体まで行える仕組みを持ち、中古部品としての販路を持っている
- 鉄などの素材の再利用を可能とするための土地や敷地、輸出国先を持っている
- 海外需要のための輸出国先、提携国先の量
上記3点を持っている業者が価値を最大限引き出して買い取ってくれる業者になります。
これを全て構えている業者は専門業者の「株式会社タウ」という業者のみです。
一番重要な輸出国先の量も、他社が10家国未満なところをタウは100家国以上を構え、圧倒的な高価格で廃車寸前な車両でも現金で買い取ることを可能としています。
最近では、この仕組みが全国のニュースなどに捉えられ、今までどの企業も価値を見出せなかった水没車両を60万円以上で買い取るなど、実績もずば抜けています。
タウの公式ページには、異常な状態の車や事故車両の買取実績がアップされているので、気になる方はその買取実績を参考にしてみてください。
まとめ
廃車寸前の車であっても「中古部品」「素材や鉄」「海外での需要の高さ」これらを考慮すると、無価値になることはありません。
価値を見出せない業者は処理を外部に任せ、そこで様々な費用が発生してしまうため、価値を出せなくなっているだけなのです。
だとするならば、初めからそのような特殊な仕組みを全て自社で構える「タウ」のような業者に任せることで、最大の価値を発揮してもらえるということです。
ユーザー自身が動くことも重要ですが、今ではネットで様々な情報を把握できます。
廃車寸前の車を持っているユーザーは一度タウのような業者に見てもらうことをおすすめします。
- 廃車寸前の車に対して誰しもが0円なんてありえない
- 鉄の固まり出し、部品たくさんついてるし、動かないだけだしetc,,,,
など、このようなことを思ったことがあるユーザーは非常に多いことでしょう。
私自身、自動車整備工場にいた頃は結構このような声を聞いたことがありました。
しかし、その考え方は「業者が全ての仕組みを一貫して整えている場合」のみ通用する考え方です。
自社で全てを解体でき、輸出国を大量に構え、それぞれ輸出国を分けて輸出できたり、日本のどこに送るか選別できたり。
これらは小さな町工場やちょっと大きくなった車屋さん程度ではなかなか作れる仕組みではありません。
そういったことを踏まえると、業者としては難しいところではありますが、ユーザーとしては今回ご紹介した「タウ」のような、仕組みを兼ね備えている業者に依頼することで、見返りは大きくなってくると考えて良いです。
ぜひ、試してみてください。