車の車検費用はなるべく安く抑えたいものです。
それはいたって簡単で、日頃から簡単な点検や整備を行うことで費用を抑えることが可能になります。
ここでは、車のメンテナンスを自分で行い、簡単に車検費用を安くする方法をお伝えしていきます。
あくまでも簡単なメンテナンスですので、過度な期待はせず数万円程度の費用が抑えられると考えてください。
【オイル交換】メンテナンスを自分で簡単に!車検費用を安くする方法

この場合のオイル交換は、あくまでもエンジンオイルであり、パワステオイルやミッションオイルを指してはおりません。
エア抜きや交換方法など、慣れた者でなければ事故へと繋がってしまうおそれもあります。
まずは簡単なエンジンオイルの交換を自分で行うことから始めましょう。
カー用品店やホームセンターへ行き、車種に合ったオイルを選びます。
同時に購入するものとして、オイルを固めることで燃やせるごみとして処分することが可能になるグッズも数百円で販売されています。
自らがオイル交換を行うことで、オイル代のみで済ませられる分若干、簡単に車検費用が安く済ませられます。
フィルター類の点検、交換

ここでは、エアクリーナーやエアコンフィルターなどを指します。
それぞれ車内の空気を綺麗にしてくれる装置です。
エアークリーナー、エアコンフィルターそれぞれの点検方法をご紹介していきます。
エアクリーナー
エアクリーナーは車のボンネットを開けた際に、黒い箱状のケースに入っています。
ロックを解除し、ふたお開け、エアクリーナーを取り出すことができます。
エンジン内に大きなごみを入らなくするためのフィルターですので、黒いホコリや虫などが付着していることが多いので、取り除きます。
フィルター部分に傷がつかないように叩きつけることでホコリが落ち、目詰まりを防止することが出来ます。
日頃から簡単に清掃することで交換に至るまでの寿命が伸びますので、必然と車検費用も抑えられるでしょう。
エアコンフィルター
エアコンフィルターはグローブボックス(助手席側の車検証入れ等が入っている箱)を取り外すことで、すぐに目に入ります。
こちらもエアクリーナー同様に、四角い形状をしており、左側にスライドすることで簡単に取り外しが可能です。
見た目には汚れているようには見えませんが、エアコン独特の悪臭の原因はここにあります。
エアコンスイッチ周辺にある「外気導入」「内気循環」のスイッチがありますので、1度見てみましょう。
車の絵図に矢印が書いてあり、外側から矢印が車の中に向かっているのが「外気導入」
矢印が車の中で半周しているのが「内気循環」です。
内気循環に設定していることで車内に湿気がこもり、フィルターにカビが頻繁に発生してしまいます。
自宅でも同様に、換気を行わなければ結露部分がカビてしまうことと全く同じ状況です。
前方にトラックなどの排気ガスの臭いが強い車がいる場合や、トンネル内でない限り、外気導入にすることでエアコンフィルターのカビは防止できます。
内気循環を行えばエアコンの冷気が外には漏れないので効率良く冷えますが、エンジンを切る際には必ず外気導入にしましょう。
外出時に窓を開け換気しておくことと同様に、駐車時にも車の内部の窓を開け、換気をできる状態にするとよいです。
車の車検毎にエアコンフィルターを交換することがありますが、これだけで毎回5千円ほど車検料金が高くなっています。
わずか数秒の手間で車内の嫌な臭いや交換費用を抑えることが可能になります。
これだけで簡単に車検費用を5000円は安くできオススメです。
自分で簡単に車検費用を安くする方法・まとめ
あくまでも簡単に、そして数ヶ月に一度行うだけで車検費用が抑えられる方法を紹介してきました。
このような簡単な作業に慣れてくると次のステップへと移行でき、さらに車検費用を抑えることが出来るようになります。
車検費用は大きな出費ですが、自分で簡単にできることをこなすだけで2割は安くできます。
一つ一つの工程に慣れていくことで現実になっていきますので、参考にしてみてください。
一概に「メンテナンス」と捉えてしまえば素人には難しい印象を持ってしまいますが、上記のように素人でも可能なメンテナンスはいくつもあります。
こういったほんの数秒の作業でから試すことはでき、それだけで数万円の差額は出てきますので、小さいことから試していくべきです。
やっていくうちに車の仕組みや車検の仕組みも深く理解できてきますので、そうなれば大きく車検費用を抑える事も可能になってきます。
まずは第一歩から、トライしてみるとこの先の車検は今まで以上に楽になるでしょう。