
車の買取Sellca(セルカ)は周りの企業とし比べると比較的新しい企業ではあるものの、その仕組みは異常な程画期的なものです。
Sellca(セルカ)の仕組みは、簡単に言えば6000もの数の「バイヤー」を集めたフィールドを自社で構築し、それらを一挙にSellca(セルカ)自体がまとめ上げている仕組みを持っています。
これだけ見ればユーカーパックやカープライスなどと非常に似ている仕組みですが、一体何が違うのでしょうか。
ここでは、車の買取Sellca(セルカ)の評判と特徴を他社と比較して徹底分析し、使うメリットはどんなユーザーにあるのか、デメリットはなんなのかを調べ上げて行きます。
Sellca(セルカ)ってどんな会社なの?

Sellca(セルカ)は2017年10月に設立されたばかりのまだまだ新しい会社です。
元ヴィンテージマネジメント社の田畑翔利さんが設立され、たった一年間で6000社ものバイヤーを集め、オークションを自社コンテンツとして完成させています。
ジーライオングループでかなり取り上げられている人物でもありますが、この驚異的なバイヤーの参画数からも見て取れるように、グループ全体としても期待される仕組みであるのがSellca(セルカ)というのが見て取れます。
今後の進化では、セルカは直接ユーザーが買取業者に車を売れる仕組みで、中間手数料が発生しない仕組みですが、これを「世界規模で行う」というのが1つの目標のようです。
インドネシアやアフリカのような、今後かなり発展しそうな国々に対し、膨大な中間手数料が今現在かかる仕組みではあるものの、セルカが間に入る事で利用者と海外からの買取業者が直接繋がれ、中間手数料も発生しない革命的な仕組みを世界規模で発信することを目標としているようです。
これが完成してしまえば、日本から単純に車を売るユーザーの買取価格も一気にセルカの中では高価格買取でやり取りされる事でしょう。
今後の発展にかなり期待の持てる企業と言えます。
Sellca(セルカ)の評判1.仕組みについて

Sellca(セルカ)の仕組みはいたって簡単ではありますが、かなり革命的なものになっています。
上記の図を見ていただけたらわかる通り、一般的な利用者であっても本来車の買取でかかる、
- オークション手数料
- 陸送業者手数料
- 買取店の手数料
これらが全てかからない仕組みになっています。
実際に普通に車を売るとき「オークションの手数料かからないでしょう?」などの言葉もよく聞きますが、買取店側は買い取った後にオークションに出しているため、こういった手数料も全て差し引かれた買取価格になっています。
しかし、このSellca(セルカ)の新しい仕組みは、ユーザーが直接買取したい企業に売ることができるため、全ての手数料が一切かからなくなっています。
その価格、なんと15%から20%と言われており、100万円の買取価格であれば、セルカであれば120万円で売れる計算になります。
セルカの公式では「数十万円高くなることも!」と書いてありますが、確かに車種によってはかなりの高価格に繋がる仕組みだと考えられるでしょう。
こういった余計な手数料が発生せず、利用者と欲しいと思っている企業とが直接ネットを通してやり取りできる革命的な仕組みは、今まで発生していた余計な手数料を全て削ぎ落としてくれています。
勿論、セルカが利用者の個人情報も一括管理してくれるので、一括査定のような面倒も起こりえない仕組みになっています。
Sellca(セルカ)の評判2,6000社のバイヤーが集まるオークション

Sellca(セルカ)のオークションには6000社ものバイヤーが集まっています。
この中は勿論一般的な買取業者のみだけではなく、車を車としてだけではなく、部品として、素材としてなど、様々な方法で利益を出そうとしている企業が沢山入っています。
こういった様々な業者がいることで、利用者としては多角的に車の買取値段を見ることができ、輸出を専門としている業者などもいるため、6000社のバイヤーの仕組みとを照らし合わせた買取金額(入札金額)になります。
自然と日本国内だけに止まらず、海外に輸出する場合の需要とも照らしわせていることになりますね。
これは非常に大きなことであり、一般的な買取店や一括査定などに任せていれば手数料が大きくかかりそうな場合も、Sellca(セルカ)の場合は直接やり取りが可能なのでかなりの手数料節約に繋がり、自然と高価格買取にも繋がる仕組みになっているようです。
Sellca(セルカ)の評判3,他社よりも数十万高くなる?

上記でも説明していますが、Sellca(セルカ)の場合は中間手数料がほとんどかかりません。
また、バイヤーの数も6000社以上いるので、簡単にいってしまえば6000社分の利益の出し方と照らし合わせ、利用者は一番高い買取入札を行ってくれる企業を選べるので、非常に簡単な仕組みになっています。
実際には簡単に行えるように見えても、本来の今までの中間業者を使わないだけで、他社よりも(中間が業者多く入っているサービスと比べて)数十万円も高くなる仕組みです。
ひと昔前の車の買取業者がどれだけ利益を出し、どれだけ利用者がピンハネされていたかがこういった企業が現れるにつれて明確にわかってきます。涙
Sellca(セルカ)の評判4,余計な営業電話が一切ない

Sellca(セルカ)は6000社という膨大なバイヤーをまとめていますが、利用するユーザーが連絡を取るのはセルカとだけです。
個人情報もセルカが一括管理してくれるので、一括査定などでよくあるしつこい営業電話や何度も査定士とやり取りをしなければならない状況にはなりません。
流してくれるのは利用者の愛車情報のみなので、安心して使うことができます。
一括査定などで苦労したことがある利用者には非常に評判が良い仕組みと言えるでしょう。
Sellca(セルカ)の評判5,手続きも全て代行OK

Sellca(セルカ)の評判は手続き関係も入っています。
実際に中古車を売ろうとする場合、一般的に書類などが非常に面倒となってきますが、セルカの場合はこれらが一切不要になってきます。
これら書類関係のものは全てセルカが代行してくれるので、利用者は単純にオークションの入札価格が上がるのを待つだけになります。
ただ、実際に車の名義等を証明する書類は必要となるので、
- 自動車検証
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
は用意が必要です。
一般的な車の買取業者とは比べ物にならないくらい簡単になっていますが、これで買取価格も上がるのであれば文句ない仕組みと言えるでしょう。
Sellca(セルカ)利用時の流れについて

Sellca(セルカ)の基本的な流れは上記の図のようになっています。
それぞれ簡単に説明していきます。
Sellca(セルカ)の流れ1,無料査定申し込み

まずSellCa(セルカ)公式サイトから申し込み登録をします。
上記はセルカの申し込み画面ですが、ここでの必須項目、
- メーカー名
- 車種名
- お名前
- 郵便番号
- 電話番号
- メールアドレス
- 査定希望日
のみです。
3分程度で申し込み可能なので意外と簡単にできます。
その後、確認の連絡がかかってきますがその時の内容は
- 本人意思確認(本当に売るのかどうか)
- 査定日の調整
- 近隣提携店舗のご案内
です。キャンセルも可能なので気軽に申し込むことも可能ですし、免許が無い方でも相談に乗ってくれるので、お気軽にお問い合わせする程度でも可能です。
Sellca(セルカ)の流れ2,実際の査定調査

流れの1番目でご案内された査定場所にして日時に向かうと査定が開始されます。
セルカの場合の査定時間は約30分程度と発表されているので、そのくらいの余裕は持っておきましょう。
また、査定の段階で必要書類を見せておく必要があります。必要書類は、
- 自動車検証
- 自動車税納税証明書
- 自賠責保険証明書
- リサイクル券
また、セルカの公式でもいっていますが、他社の見積もりなどもあれば、入札業者たちも見られるようになるため効果があるようです。
この点は他社のオークションには無い仕組みです。
Sellca(セルカ)の流れ4,実際にオークションに出品

査定の内容にOKすると、オークションが実際に開始されます。
開始前には「売り切り価格」という物を設定しますが、これは「この値段以上の入札が入った場合は売る」という参考の値段です。
この売り切り価格を超えるとキャンセルできなくなるので、オークションを始める間際まで売るかどうか迷っているユーザーの場合は、あらかじめこの売り切り価格を高めに設定しておきましょう。
※売り切り価格の設定が高すぎると、入札する業者も意欲が湧かなくなり、入札がされない場合もあるので、査定士に相談するのもありです。
Sellca(セルカ)の流れ5,オークション終了〜入金まで

オークションが進むにつれて、上記のような入札がどんどん増えていきます。
この中から、ユーザーはどの企業に売るのかを決定し、「承認ボタン」を押すと決定します。
その後、引き渡し希望日をセルカと利用者で相談の元決め、引き渡し当日には陸送陸送業者が引き取りにくるので、利用者は特に何もすることはありません。
引き渡し後は、バイヤーに車が届いた3日以内に「セルカから利用者の「口座に入金」がされます。
バイヤーからではなく、全てを管理してくれているセルカが代金を払ってくれるので、こちらも安心できると言えるでしょう。
これが、セルカ利用時の流れです。
まとめ
Sellca(セルカ)は実際に設立してからまだまだまもない企業でありながら、すでにバイヤー登録社数が業界トップクラスに君臨しています。
その成長は、利用者の急増の裏ずけでもありますが、一番の原因はやはり、利用者が手数料を大幅にカットでき、その分買取価格に反映されるという仕組みでしょう。
それだけで十万円以上も買取価格が実際に上がっているのであれば、当たり前の利用されます。
この先、世界規模でリアルに入札を募れるよう進んで行こうとしているSellca(セルカ)ですが、これが全世界規模ともなれば、もはや一般の買取企業は存在が危ぶまれるくらい、利用者数は激減すると言えるでしょう。