車を売る

10万キロオーバーの車はどうやったら買い取られる?不可能を可能にする最適な方法とは!?

車の市場価値は一般的に10万kmを目安に極端に下落していくものです。

例えば、

・軽自動車であれば買い取り価格は20万円以下

・普通自動車であれば40万円以下

このくらいまで下がることが多いです。

10kmという条件下では買い取ってもらえない場合も多く出てくることでしょう。

ただ、そういった買取業者は、単純に売りさばく仕組みを企業として持っていないからだということを知っていてください。

この場合は「廃車料金を請求」されることがあり、これが業者の利益となっていきます。

今回は、10万キロオーバーの車のように、古い車がどのように処理され、そういった車を高く売るためにはどのようにするべきなのかを解説していきます。

新車登録から15年以上経過or10万キロオーバーの車の価値とは?

新車登録から15年以上経過している車のほとんどは10万キロを超えています。

こういった車の場合、市場価値はほぼ無いと考える買取業者が一般的です。

「中古車として」の市場価値が無いと言うことは、単純に売れないと言うことですので買い取る側にメリットは存在しません。

しかしこれは「中古車販売」においての考え方で、本当は15年以上経過している車でも価値は十分にあります。

例えば、お店の販売で売れる車の中には、通勤用などに使用される車の場合、こだわった車ではなく「なんでもいい」という考え方の購入者が多く、あえて安く古い車を選ぶ人がいます。

このような古い車は、車の不調などにより整備を余儀なくされることもありますが、通勤用や安い車には可能な限り整備費用などは費やしたくはありませんよね。

そこで使用されるものが中古部品であり、あなたの車になります。

「中古車」としての市場価値はゼロに等しいとしても「各部品単体」としての価値は大いにあります。

筆者は自動車鈑金塗装業に従事しておりますが、お客様の希望により中古部品を使用することは非常に多いです。

何と言っても安上がりの整備ができるからです。

10万キロオーバーの車や15年経過の車でも、部品の山であり宝の山なのです。

十二分にお金に変わりますし、まして廃車料金を払うことはもってのほかだと考えてよいでしょう。

しかし、中古部品の絶対数が少なく、また古い車であることから10年以上前に部品の生産が終了しているため、年々中古部品の数も減少していきます。

「中古車」としてはいらないが「部品が欲しい」と言う人が数え切れないほどいるのが現状なのです。

また、日本の中古車は海外にウケがいいので海外に輸出している業者に依頼をかければ「中古車」としても高額で売れるケースあります。

日本製の各部品としての扱いも同様です。

総じて、10万キロオーバーの車・15年以上たっている古い車の最適な売り方は、

・部品として売れる業者に依頼

・海外需要を取り入れている業者に依頼

この2点を考えて行動すべきでしょう。

事故暦がある車の価値とは?

一概には決められませんが、事故暦があると、査定に大きく影響しやすいのが日本市場です。

最悪の場合は買い取り不可、もしくは無料での引き取りとなってしまうことでしょう。

ただ、前面の事故、後面の事故の場合は比較的下落幅は少ないのです。

自動車の性質上、前後は側面と比較した場合、衝撃を吸収するために潰れやすく設計されていて、事故暦がありながらも走行に支障が無い場合が多いからです。

クラッシャブルゾーンと言われる衝撃を吸収する範囲を広く取っており、部品が壊れることにより車体、または人体への影響を最小限に留めています。

しかしこれが側面である場合は話が変わってきます。

側面の場合、ドアを支える部分(ピラー部分)などが変形してしまうため、雨漏りやドアの開閉時に不具合などが起こり、大きな修理になるからです。

このように事故の起こし方や起こした箇所でも市場価値は大きく変わるということです。

これとは別に、日本人は「事故歴有り」という表記を持った車を必要以上に避ける傾向があります。

そのため、業者によっては売れないリスクを回避しようと本来の価格より安く買い取る傾向が強いです。

その一方で海外では「事故歴ありの日本車」の人気は絶大です。

部品もそうですが、日本製の車が安く買える事故車の需要は非常に高いです。

これらを総じて、事故車の最適な売り方は、

・側面以外の事故車の場合は中古車としても売れる

・側面でも、部品には価値があるのでお金には変わる

・海外需要に強い業者を探す

にまとまってきます。

古い車や事故車、10万キロオーバーの車の車の売り方・How to

事故暦や新車登録から15年以上経過している、走行距離が10万キロオーバーの場合は、中古車販売店では非常に売りづらいです。

一番は、部品や車を海外に輸出している業者はインターネットなどに強いため、ネットから探すのが早いでしょう。

そうすることで中古部品を目的とした業者からの買い取り希望が発生し、売ることができます。

数件の中古車販売店へ出向き、査定額がゼロであったとしても、それらを専門とする業者であればインターネットを活用することで、必ずと言っていいほど数万でも価値は付きます。

その具体的な流れはいたって簡単で、車の情報を入力し、一度車の状態を見に業者がきてくれます。

その後、業者がインターネットで全世界の買取業者から入札を募ってくれる簡単な仕組みです。

ユーザーとしては、何もする必要がなく、入札額にOKだと思う金額が出たらその旨を伝えるだけです。

参考までに、現在の日本で海外を得意とした車の買取企業はまだまだ少ないのが現実です。

現在の日本で一番の輸出国先を持つ企業は株式会社タウという企業なので、気になる方は、

株式会社タウの詳細・特徴・評判記事を参考にしてみてください。

まとめ

事故暦がある場合には、どの部分を修理したのか、またどのように修理したのかによって車体の価値自体が変わってきます。

何より事故暦の申告義務はありませんので、綺麗に修理していれば事故暦扱いにならない場合も多数あります。

そういう事実をしっかり把握することにより、10万キロオーバーの車や古い車を売れる事実は把握できると思います。

見逃さず、しっかりとお金に変えていくべきでしょう。

埼玉県・大手輸出業者・47歳
埼玉県・大手輸出業者・47歳
事故車や10万キロオーバーの車、古い車について「査定額がつかなかった」などの声をよくお客様から伺います。

第一に、そういう「価値を見出せない業者と見出せる業者」が存在することを知ってい抱くことを強くオススメします。

少なくとも10万キロオーバーのような古い車のように、事故車や不動車「専門業車」は存在し、独特の輸出先や手法でお金に変えるすべを持っています。

上記でご紹介されている専門業者に見てもらうことで「価値を見出してくれる業者」とまずは会い、見てもらうことが良いでしょう。