車の廃車！委任状・印鑑証明はどこで手に入る？何故必要？廃車を簡単に行うための必要知識

面倒な車の廃車の手続きですが、廃車専門の業者に頼むことで素早く、かつ楽に済ませることができます。

しかし車の廃車を業者に頼んで行う場合、委任状や印鑑証明などが必要となりますよね。

なぜ委任状が必要なのか、なぜ印鑑証明が必要なのか、疑問に思った方もいることでしょう。

今回のこの記事は、車を廃車する際に「なぜ委任状及び印鑑証明が必要なのか、どこで手に入るのか」というテーマでお伝えしていきたいと思います。

手に入る場所などもご紹介していきますので、実際に車の廃車を検討している方はぜひご一読ください。

車の廃車時に必要な委任状・印鑑証明はなんで必要？

まず初めに、

「車の廃車時にはなぜ委任状、もしくは印鑑証明が必要となるのか、」

こちらについて、その理由をそれぞれ紹介していきます。

車の廃車時に委任状が必要な理由

まず、車の廃車時に委任状が必要な理由についてですが、これは車の名義人の方以外の方が廃車処理を行う際に必要となる書類です。

具体的には車の名義人ではない本人以外全て必要となってくるので、

・ほかの家族の方に廃車をお願いする場合

・車の廃車を業者にお願いする場合

上記のようなよくある状況においても、名義人が処理するわけではないのでこの委任状を渡す必要が出てきます。

自分以外の誰かが車の廃車処理をするには「車の廃車にかかる処理を委任した」という証明書が必要となり、その役割を果たしてくれるのが委任状ということです。

しかし車の廃車にかかる手続きを業者や家族、友人などに頼まずに自分で行う場合には当然、委任状は必要ありません。

まとめると、

•  車の廃車にかかる手続きを車の名義人以外が行う場合
  →委任状が必要
• 車の廃車にかかる手続きを車の名義人が行う場合
  →委任状は不要

となるため、この点はしっかりと注意をし、委任状が必要なのかどうなのかきちんと判断して行動をしていきましょう。

車の廃車時に印鑑証明が必要となる理由

次に車の廃車時に印鑑証明が必要な理由についてです。

これは自動車が各個人の資産という位置づけとなっているためです。

日本で資産のやり取りをする場合は、必ず印鑑証明が必要となりますので、車の廃車時も必要になってくるという事です。

車を購入した際はもちろん、一戸建てのマンションを購入した際にも印鑑証明が必要だったという経験がある方もいることでしょう。

このように印鑑証明は資産のやり取りを行う際に必ず必要となる書類なのです。

車を廃車にするということは資産を手放すことと同義になります。

よって車の廃車にも印鑑証明が必須ということですね。

委任状・印鑑証明の入手の仕方

それでは次に、車の廃車時に必要となる書類である「委任状と印鑑証明はどこで入手できるのか」についてそれぞれご紹介していきます。

車の廃車時に必要な委任状の入手方法・ネットでの入手

車の廃車時に必要な委任状は国土交通省のホームページで入手することができます。

【国土交通省】http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000033.html

国土交通省のページにある「各種様式」という欄から委任状を選択しクリックすれば、委任状の用紙がpdfファイルにて表示されます。

その委任状の用紙を印刷し、入手してください。

ありがたいことに記載例まで紹介されていますので、記載方法が分からないという方はそちらを確認しつつ必要事項を記載していきましょう。

車の廃車時に必要な印鑑証明の入手方法・市役所・区役所・コンビニ窓口での入手方法

車の廃車時に必要な印鑑証明は、お近くの市役所や区役所でも入手することができます。

その際、印鑑登録を行うと配布される印鑑登録カードを必ず持っていくようにしましょう。

また、証明書発行センターやコンビニでも発行可能です。
※証明書発行センターでは印鑑登録カードが、コンビニでは住民基本台帳カードやマイナンバーカードがそれぞれ必要になります。

お急ぎの場合は市役所や区役所では待つこともあるため、コンビニで印鑑証明を発行した方が良いかもしれませんね。

ただ、地域やコンビニによっては対応していない所もあるそうですので、その点には十分に注意し、余裕を持った行動を心がけましょう。

まとめ

今回の記事では車の廃車手続きを行うにあたり、なぜ委任状や印鑑証明が必要なのか、また、それぞれの入手の仕方についてお伝えしてきました。

委任状は国土交通省のホームページ、印鑑証明は市役所や区役所、証明書発行センターやコンビニ等でそれぞれ入手することができます。

車の廃車手続きを業者に依頼するということでも委任状及び印鑑証明は必要となりますので廃車の依頼を考えている方は忘れずに用意するようにしましょう。