車の買取り

何故ランクルは高く売れるのか?その理由から選ぶべき買取業者について

どんな買取業者でも喉から手が出るほど買取りしたいと思う車種の一つにランクルがあります。

国産車の中でも人気車種であるランクルはうまく買取りできれば確実に利益に変えることができるため、買取業者は査定依頼が入ればなんとしてでも買取りたいと思っています。

現在ランクルを所有している方は当然その価値を認識しているかと思いますが、そこまでの人気車種であれば尚更高く買取ってくれる業者に売りたいと思うのが普通ですよね。

今回はその高価買取りの背景から、ランクルが何故ここまで高く売れるのか、またランクルを最も高く買取ってくれる業者選びのコツも含めて解説していきます。

ランクルの買取り価格はなぜ高いの?

そもそもなぜランクルの買取り価格はこれほど高いのでしょうか?

その背景には2つ理由があります。それは、

・海外への輸出

SUVブーム

この2つが大きな要因となってランクルの買取り価格を押し上げています。

それぞれ解説いていきます。

ランクルが高く売れる理由・海外人気と輸出について

トヨタ車の耐久性は海外で高く評価されておりとても人気があります。

その中でも悪路走破性に優れるランクルは、その性能に加え壊れず長く使えることから世界各国で絶大な信頼を得ています。

日本ではあまりありませんが、海外ではいわゆるオフロードのような、まだまだ未舗装の正真正銘の悪路は多く存在します。

町から町までの道のりは非常に長く、途中で故障してしまったり、悪路にハマって走れなくなるということは、日本のようにロードサービスが存在しない国の人達にとっては死を意味するほど重大なことです。

そのためオフロードを何十万Kmも走れる車を必要としており、ランクルはその究極の道具として選ばれています。

したがって車両の本体価格以外に関税や輸送コストをかけてでも必要としているユーザーは非常に多く、より高価格で売買されています。

全く関係ありませんが、ランクルの人気は「世界で盗難される車第1位」になるほどの人気っぷりです。

ランクルが高く売れる理由・SUVブーム

ハリアーやランクルなどを筆頭に今なお続くSUVブームの影響で、見た目を重視する若い年代のユーザーに支持されることも大きな要因です。

中古車は年式や距離数によって価格が下がっていくのが一般的です。

しかしどんなに古く、走行距離が20万Km以上走ったようなランクルも、黒いボディにメッキの大径ホイールが装着されたようなカスタムカーであれば、価格が高くてもまだまだ売れます。

このことからSUV車には相当な需要があることが分かり、数多くのSUVやランクルの専門店が続々生まれています。

また70系と言われる角ばったボディを持つランクルは2003年に絶版となり、それまで中古市場で100万円を切っていた70系が、一気に倍近くの値段にまで跳ね上がるというプレミアが付いてしまうほどになりました。

ランクルをより高く買ってくれる買取業者の探し方について

ランクルをより高く買い取ってくれる業者はどこなのか。

ズバリこれは即答で「小売りに強い買取業者」です。

基本的に中古車の査定額はオートオークションの落札価格が基準となっており、この落札価格が販売店の仕入れ価格となります。※オートオークションとは全国にある中古車のせり会場のこと。

そのため通常はオークションに出しても利益が出るように査定額は落札価格より低く提示しますが、小売りができれば中間マージンを全てカットできるためその分査定額を上げることが可能になります。

先ほど述べたランクル専門店などは修理・修繕・カスタムを前提としているため、コンディションや距離数、年式にこだわらず広く買取りをする傾向があり、他が不得意な分野でも得意分野にうって変わります。

したがって買取りだけを行っている業者よりも、ランクルを販売している業者の方がより高く買い取ってくれる可能性がもっとも高いということです。

また、ランクルのようなSUV専門点などは必然的に自然と売れてしまう車や人気な車種ばかりを持つ傾向が強くなります。

そのため、そこに集まってくる他の輸出業者や買取店の脈も非常に強くなり、特殊な販路が増え、他にない販路を構えているケースも少なくありません。

世界中で大人気な良い車が置いてある場所には、多くの情報や販路が自ずと集まってくるということですね。

ランクルを高く売る!必要手段とその考え方

ランクルを高く売るには「小売に強い買取業者・専門店」を使うことを上記までにお伝えしましたが、具体的にはどこに頼めばいいのでしょうか。

ランクルのような超人気車種で考えると、買取値段の上下は業者間でも大きくなり、数十万円の差額が出ることも珍しくありません。

理由は「全世界で人気」ということで、各業者の提携する輸出国先が業者間で違うため、別の国で高く売れる事実があっても、その国への販路がなければ話にならない、ということです。

そんな中、ユーザーは車を売るために使う具体的な取るべき手段は、結論として、

「小売店や専門店、海外に強い輸出業者が集まる場所に愛車情報を流して入札を募る」

ことです。

これが、大人気車種でありながら、全世界で人気の車を売る場合に必須の考え方でしょう。

一括査定のような仕組みを使うわけではなく、ユーカーパックやカープライスの持つ、個人情報は一括管理してくれた上で、オークション代行してくれる仕組みです。

約3000社以上の輸出業者や専門の買取業者から入札を受けることができます。

それぞれの詳細は省きますが、無料で代行出店してくれ、尚且つ入札状況はユーザーが常に把握できるので、かなり透明性の高い、人気な仕組みです。

このユーカーパックとカープライスの仕組みは非常に似ていますが、今回の著者はディーラー勤務でありますが、SUV車でおすすめするとすれば、輸出業者や海外市場に相当強いカープライスですね。

どちらにしても、かなりの数の専門店や小売店に情報を流せて入札をもらえるのは、この2社の持つ仕組みのみですので、ぜひ試してみてください。

各社の詳細は別記事ご用意していますので、気になる方は参考にしてみてください。

カープライスの詳細記事「カープライス詳細と口コミレビュー」はこちら

ユーカーパックの詳細記事「ユーカーパック詳細と口コミレビュー」はこちら

ランクルは何故高く売れるの?まとめ

ランクルのような超人気車は買取店を2~3軒回れば査定額はジワジワ上がってくるのがもはや自然の流れといってもいいでしょう。

そのためランクルの販売を強化している店舗を中心に査定をしてもらうのがコツです。

ただ他の車種とは違い、早急に手放す必要がなければそのまま乗っていても価値は落ちませんので、無理に売却することはないと思います。

その分人気度が高すぎて、業界でも盗難の被害が多く報告されていますので、所有している間は車両の管理には十分気を付ける必要があります。

高知県・輸出業者50歳
高知県・輸出業者50歳
ランクルの人気度合いは他車種にあまり見ないほどずば抜けています。

それが故に、いくつもの専門買取に依頼をしても、ほとんどの場合価格が上がっていきます。

だとするならば、ユーザーは初めから沢山の輸出業者や専門業者が集まる場所で入札を集め、それが一番大きなメリットをもたらしてくれることは必然になってきます。

人気車種ほど、日本国内のみの相場観ではなく、こういった場所で輸出業者も含めた海外相場も視野に入った買取価格で必ず考えて行くようにするべきですね。

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