中古車市場でも大人気のハイエースですが、どれだけ走行距離を走っていても「安くお買い得!」と言える価格で販売されていないハイエース。
当然その分高価買取りされている訳ですが、なぜここまで高値で買い取ってもらえるのでしょうか?
今回は何故ハイエースは高く売れるのかということから、その人気の理由と選ぶべき買取業者とは?について説明していきます。
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ハイエースのタイプについて

まずはハイエースのタイプについて。
ハイエースはキャブオーバーと呼ばれるエンジンの上に運転席がある1BOXタイプの車です。
仕様を大きく分けると、
- バンタイプ
- ワゴンタイプ
の2タイプに分けられ、4ナンバーサイズの標準ボディをベースにワイドボディ、ハイルーフ、ロングボディなどそれぞれ複数のボディ設定があります。
どの仕様も荷物を積むことや人を乗せることに特化した車で、エンジンはガソリンとディーゼル両方の設定がありますが、その中でもディーゼル4WDは特に人気があります。
ハイエースが高く売れる!人気の理由は懐の深さ!

ハイエースが高値で売れるのは、他のボディタイプにはない、どんな希望も叶えてくれる懐の広さです。
それはただの移動手段としての車ではなく仕事や趣味の頼れる相棒といったところでしょうか。
用途は単純に物をガンガン積む、広さを活かして車中泊をする、キャンピング仕様に改造しキャンプに行くなどです。
またカスタムも人気で外装はローダウンをしてエアロを装着したり、内装にオーディオを組み込んだりなどオーナーの嗜好に合わせてカスタムされています。
要は、車内の広さや形がどんな用途にも答えられる仕様になっているため、人気の高さをキープしています。
ハイエースの人気の理由・キャラバンと何が違う?

日産にも同じキャブオーバータイプのキャラバンという車があります。
ハイエース同様四隅に目一杯広げられた四角いボディを持つ車です。
ボディサイズやその他仕様はほぼ同じで、あまり車に詳しくない人からすると同じ車にしか見えないかもしれません。
そのため使い方も全く同じな訳ですが、買取り価格は残念ながらハイエースには及びません。
その理由はずばり信頼性です。
ハイエースやキャラバンのような用途が幅広い車は海外でも人気があり、どんどん国外に輸出されています。
海を渡った後、日本を走っていたさらに倍以上の距離を走る訳ですが、そこでの耐久性に差があったのです。
テレビ番組の海外ロケを良く見てみると、必ずと言っていいほど日本車が登場していますよね。
その中でもハイエースやランクルは丈夫で長持ちする車で現地の方から大変支持されています。
もちろん国内でも長く走り車としての寿命も長いため市場価値が落ちないのです。
どこで売れば高いのかは今までの用途を参考にするべき!

様々な顔を持つハイエースですが、売る場合は今まで乗ってきたその用途や状態によっては査定を受ける業者を分けた方がいいです。
分かりやすくいうと,
- バンパーが無塗装で内装のパネルすら付いていないビジネス仕様のバンであれば商用車専門店
- 内装にベッドが付いているキャンピング仕様であればキャンピング専門店
- 実用性よりも見た目重視のカスタマイズがされているのであればそれらを多く扱っているハイエース専門販売店
ということです。
なぜ専門店での査定が良いのかというと、ハイエースは人気が高くてしかもそれは落ちないため「ハイエース専門の販売店や買取店」などが存在します。
これは、店舗側がこういった人気車種に対して特化することで、お客さんの関心を高め、店舗に集客しやすくなるからです。
そのため各店では強みを活かすために特色に合った車を一台でも多く持っておきたいと考えを持っています。
そういった店舗に向けて、愛車のハイエースの今までの用途がピッタリ合えば、周りの店舗よりも高価格買取になることは間違いありません。
またどんなに古くてもディーゼルで4WDであれば輸出業者は喜んで買い取るので、さんざん使い倒したぼろぼろのハイエースであっても、専門店か輸出業者の集まる場所での売買が一番いいでしょう。
ちなみに日本で一番この「輸出業者・専門業者が集まる場所」は、ユーカーパックの設ける買取システム・買取場所です。
全て一括管理して、専門業者や輸出業者からの入札を募ってくれるので、参考になると思います。
まとめ
ハイエースは人気といえども、ボディタイプと用途で査定額にもバラつきがあります。
しかし仕様目的が合う車を一台でも多く集めている専門店は、一般的な業者と比較して強気で買い取る傾向があるため、最終的に販売に強く、専門性のある業者に査定を頼む事がいいです。
ハイエース専門店以外にもハイエースを買取強化している場合もあるので、一か所だけでなく複数のお店で査定を受けてみることをおすすめします。
そういった買取業者が集まっている場所に向けてユーザー自身の愛車情報を流す事が、一番の近道という事ですね。
ハイエースに乗っているユーザーであっても「仕様用途によってうり場所を変える」という判断の仕方は知らないでしょう。
今回執筆をしている私はたまたま過去に専門店で働いていた経緯もあり、こういった人気の高い車に対しての需要や店舗の在り方について学んだ経験があります。
ぜひ参考にしてみてください。