平成15年のディーゼル規制により国内のディーゼル車は一時期姿を消してしまった事をご存知でしょうか。
このディーゼル規制は自動車Nox・PM法といい、有害物質の排出基準をクリアしていないディーゼル車は対策地域の走行を禁止する条例です。
地域や車種で変わってきますが、基本的に排出ガスの規制が厳しくなっていっているというわけです。
地域は詳細に分かれているためリンクだけしています♪今回はディーゼル規制の説明ではないので概要だけ把握する事も参考になるよ♪
環境省・国土交通省・対策地域についてhttps://www.env.go.jp/air/car/pamph/all.pdf
このような環境対策を設けられても、環境や健康を害するイメージを植え付けられても、ディーゼル人気は衰えず、中古車市場ではディーゼル車の価格が高騰するほど支持されていました。
現在新車で発売されているディーゼル車はクリーンディーゼルと呼ばれ、厳しい規制をクリアしてエコカー対象にまでなり新車でも多くの人に選ばれています。
なぜディーゼル車はここまで根強い人気があるのか。まずはその理由を紐解いていきます。
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ディーゼル車が人気の理由!燃費が良い?出力特性に特徴

ディーゼルエンジンは主に、作業車やトラックに使われているというイメージを持っている方が多いと思います。
事実、ディーゼルエンジンにはガソリンエンジンより優れているメリットがあるため、昔から大きな力を要する車に搭載されてきました。
そのディーゼルの大きな特徴をまとめると、
- 低回転から大きなトルクが出る
- 燃費が良い
- 耐久性が高い
などの特徴です。それぞれ見ていきましょう。
ディーゼル車の人気の理由・低回転から大きなトルクが出る
トルクとは車を押し出す力です。
ディーゼルエンジンはこの押し出す力(加速感)が強いため、昔からボディの大きな車に使われてきました。
エンジンの回転を上げずともパワーが出るので、重い荷物を積んで走る時や悪路を走る時などに適しているのです。
特にランクルやパジェロ、ハイエースのようにボディが大きく荷物を積むような車にはうってつけのエンジンです。
ディーゼル車の人気の理由・燃費が異常に良い
圧縮比が高いディーゼルエンジンは熱効率がガソリンエンジンも良くなるため燃費が良くなります。
しかも燃料そのものもガソリンより10円以上安いため、燃費の良さ+燃料価格の安さで燃料代が抑えられるというメリットがあります。
ガソリン車とこの比率を比べた場合、ガソリン車でかかる代金をそのままディーゼル車に使えば、1,5倍〜2倍の距離は走ってしま場合もあるくらいです。
ディーゼル車の人気の理由・耐久性が高い
エンジン内部の圧縮比が高いため、エンジンの各部品が丈夫に作られています。
またガソリンエンジンと比べ低回転で使用されるため金属の摩耗も少なく、故障も少なくなり、長く使えることが特徴です。
特に長距離トラックをはじめとした貨物車はメンテナンスをしながら100万Km走ることはざらにあります。
以上のことからディーゼルエンジンは実用性を求めるユーザーから絶大な支持されてきました。
現代のクリーンディーゼルエンジンは最新技術によりその特徴にさらに磨きがかけられ、遅い、うるさい、振動が大きいなどのデメリットを感じさせない進化を遂げています。
そのため新車でもディーゼルエンジンを選ぶ方も多く、中古市場でも高値で取引されるようになっています。
海外含めてディーゼル車の需要は高い!

日本車は海外でも人気が高く、世界各国に輸出されているのはご存じだと思います。
特にディーゼル車は多少粗悪な燃料でも走れるため、燃料の質が悪い発展途上国でもその性能を発揮することができるためとても人気があります。
輸出できる車種は国や地域によって変わってきますが、共通しているのは複雑な構造を持つATよりもシンプルで壊れにくいMTの方がより人気が高く売れやすいです。
しかし日本国内ではMT車はほとんど見かけなくなり、今はAT車の方にも需要が集まり高まってきていると言えますね。
ディーゼル車を売るために選ぶべき業者とは!?

上記までに様々なディーゼル車の人気を上げてきました。
では、ディーゼル車を売るにはどのような業者を選べばいいのか見ていきます。
一般的な「一括査定で複数社に見てもらう」という雑な方法だと、ユーザーに営業電話等が複数かかってくるためオススメはできません。
選ぶべき業者の選び方は、ディーゼル車の場合過走行車であっても、海外需要が非常に高いため、
- ディーゼル車の海外需要を活かすための輸出販路を多く持った業者を選ぶ
この1点につきます。
ここで気をつけていただきたいのは、「だったらよくある複数社に買取見積もりしてもらえば大丈夫?」と思う方も少なくないかもしれませんが、これは気をつけてください。
「一括査定」や「複数者見積もり」だけを売り文句に使っている業者は、ユーザーの個人情報を流す危険性が高い上に、何よりその複数社の内訳はほとんどが輸出販路が小さい企業の場合が多いです。
今現在日本最大級2000社以上の買取業者と提携をしている「ユーカーパック」という会社があり、最大2000社から買取入札を募れるため利用者は急激に伸びていますが、この2000社の内訳は「日本国内」の業者がほとんどという例があります。
日本国内のみの相場で適している車であれば、ユーカーパックのような企業に一括して任せるのが一番かもしれませんが、ディーゼル車は海外需要と必ず照らし合わせるべき車です。
このように考えた時に出てくる企業は「カープライス」という業者のみです。
700社の買取業者が集まるオークションシステムを自社で開発し、三井物産グループ傘下に所属することで、この700社の内訳は「海外業者、輸出業者」に非常に強くなっています。
このカープライスを使えば、700社全ての輸出国先や販路と照らし合わせた額で入札が行われ、募ることができるということです。
ユーカーパックとの差は「日本最大級か海外需要に答えるか」ということですね。
日本で唯一、海外市場を照らし合わせた入札を募れる場所と言えるでしょう。
カープライスについては別記事で特徴、詳細、口コミを集めたものがあるので参考にして見てください。カープライスの特徴・口コミ記事はこちら
まとめ
古いディーゼル車であれば、やはり海外向けに買取りをしてもらうことが高価買取りに繋がります。
その事実を一般的に知ったとしても、買取業者を直接回っただけではなかなか輸出業者などと繋がれることはほとんどありません。
そういった業者は集まるところにしか集まっていないことが多く、大々的に看板を設けて「輸出します!」と営業していることもないのです。
海外に適している車は今の日本には溢れかえっているので、そういった車を持っているユーザーは必ずカープライスのような輸出業者と濃い接点を持っている業者に依頼するとスムーズに納得いける価格にたどり着けることでしょう。
その「複数社に見てもらう」という理由の中には、このように看板を大きく出して営業をしない、
- 輸出業者
- 解体業者
上記のような業者が一番高く買い取ってくれる可能性が大きくあるからです。
この理由さえ気づくことができれば、一括査定で複数社からの営業電話に対応してユーザー自身が疲れるようなことはまずないでしょう♪
なぜ、自分の愛車を複数社に見てもらうべきなのかが分かれば、頼むべき業者も自然と見えてくるかもしれません。
少なからず、今回のディーゼル車は海外需要の高いカープライスが一番ですね♪