ここでは、トヨタ・MR-Sの中古車の買取相場を見ると同時に、MR-Sを高く売るために必要な考え方でもある、
- 日本国内のMR-Sの需要を参考に売った方が高いのか
- MR-Sを日本国内で売るなら都道府県のどこで需要が高いのか
- 海外で人気なのであればどうやって売ればいいのか
上記内容も踏まえた上で、トヨタMR-Sの買取相場と一緒に特徴なども見ていき、より高価格買取になる考え方、方法を探っていきます。
トヨタが発売していた数少ないミッドシップエンジンモデルのMR-S。
スポーツドライブが楽しめる車のであるMR-Sの買取価格や特徴を解説していきましょう。
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MR-Sはどんな特徴や歴史がある?

トヨタが発売していた2シーターのオープンタイプスポーツカーで、MR2の後継車種になりるのがMR-Sです。
2002年にピーキーな運動性能のMR2の後を引き継ぎ、スポーツカーとしての運動性能を楽しめる車として開発されました。
初代のMR2は競争の結果として出力もピーキーでしたが、MR-Sの場合は軽量化による加速や、運動性能の良さが魅力の車に仕上がっています。
比較的安価にスポーツカーを楽しめる価格帯だったのですが、性能を求めるあまり、それほどスタイリッシュではないデザインと合わせて、それほど人気は出なかったモデルです。
国内で初めてセミATを搭載するなど、新しい道を作るきっかけになりそうなモデルでしたが、惜しくも発売台数は年間1000台程度に落ち込み、2007年に発売が終了しました。
トヨタ・MR-Sの買取相場一覧表

それでは、ここから早速実際に行われたトヨタ・MR-Sの買取実績を表で見てみましょう。
実際の相場がわかってくると思います。
日本国内のMR-S買取実績・買取相場
車種・グレード 年式/走行距離/カラー/買取時期 | 買取価格 |
MR-S (ベースグレード) 2007年(平成19年)/6万km/レッド/2018年12月 |
27万円 |
---|---|
MR-S 1.8 Vエディション 2005年(平成17年)/11万km/レッド/2018年11月 |
17,5万円 |
MR-S 1.8 Vエディション シーケンシャル 2005年(平成17年)/7万km/グリーン/2018年12月 |
41万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2005年(平成17年)/10万km/レッド/2018年11月 |
7,5万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2005年(平成17年)/12万km/ホワイト/2018年12月 |
20万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2004年(平成16年)/10万km/グレー/2018年11月 |
20万円 |
MR-S (ベースグレード) 2004年(平成16年)/11万km/ブルー/2018年11月 |
5,2万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2004年(平成16年)/13万km/グレー/2018年12月 |
12,5万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2004年(平成16年)/11万km/ホワイト/2018年12月 |
33,6万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2003年(平成15年)/12万km/ホワイト/2018年11月 |
31万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2003年(平成15年)/14万km/グレー/2018年11月 |
13.9万円 |
MR-S 1.8 2003年(平成15年)/15万km/ブラウン/2018年11月 |
4,5万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2003年(平成15年)/13万km/レッド/2018年12月 |
23,2万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2002年(平成14年)/11万km/シルバー/2018年12月 |
23.1万円 |
MR-S (ベースグレード) 2002年(平成14年)/15万km/ホワイト/2018年11月 |
4,1万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2001年(平成13年)/3万km/レッド/2018年11月 |
3,9万円 |
MR-S 1.8 Vエディション シーケンシャル 2001年(平成13年)/13万km/グリーン/2018年11月 |
4.1万円 |
MR-S 1.8 Sエディション シーケンシャル 2001年(平成13年)/8万km/シルバー/2018年11月 |
8.2万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2001年(平成13年)/13万km/ブルー/2018年11月 |
19,5万円 |
MR-S 1.8 Vエディション 2001年(平成13年)/13万km/グリーン/2018年12月 |
7,3万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2000年(平成12年)/11万km/ホワイト/2018年11月 |
40万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2000年(平成12年)/14万km/ブラック/2018年11月 |
24万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 2000年(平成12年)/6万km/レッド/2018年11月 |
15,5万円 |
MR-S (ベースグレード) 1999年(平成11年)/13万km/シルバー/2018年12月 |
42,2万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 1999年(平成11年)/8万km/シルバー/2018年12月 |
15万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 1999年(平成11年)/12万km/レッド/2018年12月 |
16万円 |
MR-S 1.8 Sエディション 1999年(平成11年)/20万km/レッド/2018年12月 |
5,5万円 |
年式によってはそれほど高い買取価格ではないものの、10年以上が経過した車種と考えると非常に高い買取価格・相場である事がわかります。
MR-Sは日本国内と海外どっちで人気?需要は高い?

できる限り高く売るためにも、トヨタ・MR-Sの国内需要・買取相場がわかった段階で、今度は海外での需要と比べて見ていきます。
これがわかれば買取相場以上に、何処に売るとより高価格で売れるのか見えてきやすくなります。。
MR-Sの日本での需要
トヨタ・MR-Sの国内での需要はそれほど高くないと言わざるを得ません。
元々この車種はMR2の後継車種として注目されていたのですが、それほど高くないエンジンスペックや、乗り手を満足させるには少し寂しい性能である点など、市場の人気を向上させるには、物足りないところが目立つモデルでした。
だからと言って全く需要がない訳ではなく、MR好きの車好きからは人気はあり、査定価格からも少なからず評価されている車という事はわかります。
安価にスポーツカーの挙動が楽しめる車として、発売が終了してから10年以上が経過しているのにも関わらず、ある程度の買取価格で取引されています。
新車価格からそれなりにスポーツカーとしては安価な価格帯ですが、中古市場ではある程度の買取価格を維持しています。
今から売りたいという場合でも、モデルによっては高額査定、高価買取で買取されています。
MR-Sの海外での需要
海外でのMR-Sは、トヨタが作った2シータースポーツカーとして日本国内よりも人気が高いです。
どことなくポルシェのボクスターを彷彿とさせるデザインで、軽量なスポーツカーとして取引されています。
日本よりも海外の方が、こうした軽量スポーツカーがまだまだ人気なので、海外でのMR-Sの注目度も必然的に高いと言えます。
ヨーロッパではパワーのあるスポーツカーがたくさん販売されているので、それと比べるとMR-Sはパワー不足なのは否めません。
しかしパワーだけがスポーツカーではないので、走り心地を楽しめる車として人気のあるモデルです。
海外でもまだまだ高い人気があるので、買取価格も査定額も、通常のファミリーカーではありえない高さで高価格を維持しています。
トヨタ・MR-Sを高価格に売る2つの考え方について
トヨタ・MR-Sを高価格に売るためには2つの考え方があります。
それは上記でも触れていますが、まず今所有しているトヨタ・MR-Sが、
- 日本国内で需要が高い車なのか
- 海外で需要が高い車なのか
上記2点のトヨタ・MR-Sの状況を知る事ができれば、買取相場よりも更に高価格買取を実現することは簡単になってきます。
結論から言うと、トヨタ・MR-Sの場合は日本国内のみだけでなく、海外の買取業者に売る事も視野に入れた方が高価格で売れる確率は飛躍的に上がります。
MR-Sの高価格買取方法について
海外でも需要が高いトヨタ・MR-Sはの場合は、海外の車の買取業者や輸出業者と直接やり取りを行うことが一番高価格で車を売れる方法と言えます。
ただ「直接業者とやり取り」しなければ、一般的な車買取業者は輸出先を構えていないことがほとんどなので、余計な中間手数料が発生して10万円以上は手数料として引かれてしまいます。
余計な中間業者が入らない業者がわかれば、その分買取価格は上乗せされ、さらに海外需要に答える買取価格になるため、より高価格買取にできます。
しかし、個人レベルで直接海外業者から買取申請をもらったり、海外需要をもらうことは難しですよね。
ここで使えるのが「海外業者から直接入札を募れるオークションの利用」です。
海外といっても色々な国々から募れるのでそれぞれの国での需要とも自動的に照らし合わせることもできます。
一般の買取業者や一般のオークションに出すよりも、中間業者を外して直接やり取りするだけで15%〜20%は買取価格が上がると様々なオークションサービスで公表しているほどです。
海外需要のある車は、こういった専門のバイヤーや輸出業者と直接乖離を行ってもらう事で、高価格買取にいち早く辿り着けるでしょう。
MR-Sを専門業者に直接売って、余計な手数料分も全て無くして高価格を目指したい方は、海外需要のある車向けの企業まとめ、
を作っているので参考にしてみてください。 上記を参考にして余計な中間手数料分がなくなるだけでも、10万円以上は高価格買取になる確率は非常に高いです。
MR-Sを即日即金で売りたい場合
トヨタ・MR-Sを即日即金で売りたい!
ここでは、すぐにお金に変えたい、当日お金に変えたい方向けに注意点とおすすめ業者を紹介します。
車の買取の即日現金化は昔から言われている「業者選びは慎重に」と言われるジャンルですが、下記の点に気を付けた業者選びで問題ありません。
- 買取料金を「即日50%〜100%お支払い!」と宣伝しているのに「翌日以降振り込みます」という業者は注意
- キャンセルが一切無効な業者は注意
- 資金力があり、必ず当日買取金額を支払ってくれる業者を選ぶ
実際に即日現金化が可能かどうかは直接企業に聞く必要がありますが、大手上場企業が運営しているような企業がおすすめで安心できます。
探し方も簡単で、例えばリクルートが運営しているようなカーセンサーは500社提携という強みもありますが、即日買取で考えると「即日支払い対応可能業者」が多く存在しています。
見ず知らずの営業電話もかかって来ず、査定依頼したい業者を選択して「即金希望」を伝えれば企業毎によって「うちなら◯%〜100%の即日支払い可能です」と教えてくれるので、非常に使えます。
↓下記申し込み画面のレ点で申し込み先をいくつか限定すれば余計に電話がかかって来ることもありません↓ いくつかの希望依頼先から連絡がきた場合に「即日現金化」の希望を必ず伝え、可能な企業に頼みましょう! 複数社に同時に依頼してもOKなので、即日買取であっても高価買取の実現は可能です。
トヨタ・MR-Sの買取相場と売り方・まとめ
トヨタ・MR-Sを高価格に売るための2つの考え方である、
- 日本国内で需要のある車なのか
- 海外で需要のある車なのか
これらの考え方は全ての車において共通してきます。
トヨタ・MR-Sの場合は海外でも未だ需要が大きくあるため、輸出業者はどんどん輸出しています。
しかし、買取業者を個々で見た場合に輸出国先を多く構えている業者は少ないため、高価買取を目指す利用者は一括査定ではなく、海外でもどこであっても、中間企業を全て排除して、余計な手数料を全て上乗せできる仕組みを選ぶべきです。
海外から直接入札を集められるのであれば、中間業者に余計な手数料もかからない分上乗せ金額は多くなるのは必須です。
上記でもお伝えしていますが、これだけの考えを取り入れて業者を選ぶだけでも「平均15%はUPする」と様々な専門業者で公表されています。
海外需要のある車はこのような考え方をして、直接買い取ってくれる業者を探す方が圧倒的に高価買取に近ずけるということです。