基礎知識

車の廃車について、陸運局に自ら出向くメリットはあるの?

自動車の登録を消す事を一般的に廃車と呼びますが、その手続きを行うのは「陸運局」で行うことが必要になります。

基本的には車を引き取った回収業者が行うものですが、自ら行うことも可能です。

今回は陸運局についての解説と、自ら廃車の手続きを行う方法を解説していきます。

陸運局とは

ナンバープレートに記載されている管轄(品川や練馬、多摩等)は本来それぞれ定められており、ナンバープレートに応じた管轄で手続きを行うこが必要です。

しかし「廃車」の手続きはどこの陸運局でも行うことが出来ますので、窓口へでむき説明に従うことですんなりと進めていくことができます。

このほかに、陸運局は車検を行うことが最も大きな業務であり、ユーザーの車検や民間車検工場などをこなし、自社で車検を行えない場合にも、おもむくことに。

車検も登録の一環ですので、それにまつわるほぼ全ての登録は陸運局で行われています。

軽自動車に関しての登録はより簡単で、使用者の現住所のある役所で行い、車検のみ陸運局で行うこととなっています。

陸運局で自ら廃車手続きを行うメリットとデメリット

自ら廃車を行うメリットに関しては、ほぼ無いと言えます。

  • 自宅から歩いていける距離に陸運局がある。
  • 時間的に余裕のある生活スタイル。
  • 廃車手続きの経験がある。

このような場合は、自ら廃車手続きを行うことで本来発生する業者へ支払う手数料を減額させることが可能になります。

本来発生する金額の相場は、およそ1万円程度です。

自ら廃車手続きを行うことで買い取り価格が1万円上がると考えれば、有益な手続きと考えられます。

しかし、上記のような場合でなければ手違いなどで2度陸運局出向くことにもなりかねません。

2度赴けば単純に、交通費が二倍、遠方であれば交通費が数千円発生するでしょう。

また、自動車で赴く場合にも、一時的に公道を走行可能な仮ナンバーの取得で手数料が発生してしまいます。

仮ナンバーの取得は管轄の役所で行いますが、およそ700円程度。

もちろん日中しか営業しておりませんので、時間に余裕のある方のみしかできないです。

廃車手続きの経験が無い方や、陸運局の存在すら知らなかった方が廃車手続きを行うには難しいです。

最も容易に手続きを行えるのが車検時であり、新規登録や抹消手続きなどは必要書類や必須項目など、手続きが複雑になっている項目全て取り行ってくれるでしょう。

売却先に依頼すれば1万円程度ですので、登録関係についての知識が無ければ依頼をかける事が賢明でしょう。

また、陸運局は各局によって対応がまちまちなのが特徴です。

優しく教えてもらえる局もあれば、あからさまに嫌な顔をされる場合もあります。

車検に関しても、陸運局Aでは通るのに陸運局Bでは通らなかったと言うことも珍しくありません。

そんな事に左右されるのであれば、特定の近隣業者に依頼したほうが間違いなくスムーズに行えるでしょう。

まとめ

自動車の登録手続きに関しては、かなり複雑になっています。

時間に余裕があり、勉強の意味合いなどを兼ねて手続きを行うのであれば構いませんが、有給や休日を利用して廃車手続きを行うことに大きなメリットはありません。

廃車の手続きは業者に依頼し、手続きの流れを説明してもらい、少しずつ覚えていくのことが賢明です。

そのほかの「廃車でもお金に変える!」などの要望があったとするならば、買取業者は売ってしまえば無料でこのような流れは行ってくれます。

その都度、車に合った手法を取り入れていきましょう。

神奈川県・買取専門業者50歳
神奈川県・買取専門業者50歳
陸運局に自ら出向き、個人たいんで廃車を安く済ませようとする人は少なからずいます。

しかし、そこで節約できる金額は1万円に満ちません。

それどころか、登録を陸運局で抹消してしまえば、帰りはその車には乗れず、色々と手間暇がかかり、交通費等もかかってきます。

また、各陸運局で「抹消許可が出たり出なかったりする」という謎の症状があるため、個人で出向いて節約する手法はオススメしません。

廃車を安く済ませようとするならば、発想を変え、どんな廃車でも部品のみを海外に流しお金に変えてくれる企業等もあるので、そういった業者に引き取ってもらえば手続きも無料でやってくれます。

「タウ」という業者は全て無料で代行してくれるので、節約を希望される方は参考までに見てみるとよいでしょう。

そういった特殊な専門業者も含めて反映させた「半壊車・事故車・水没車!専門別高価買取ランキング!」を作っているので参考にしてみてください。

あわせて読みたい